キッズフードチャレンジテスト(食物経口負荷試験)について
「今は控えているが、そろそろ食べさせたい」「一度も食べたことはないが、検査が陽性なので控えている」などのお子様で、「自宅で始めるのは不安」という保護者のために、主に午前中で終わる物経口負荷試験を始めました。
入院設備はありませんので、リスクの小さいかたに施行します。
対象食品は卵、牛乳ですが、対象範囲の拡大も考えております。
検査の流れ
1.一度外来にご受診下さい。
医療面接(問診)、診察、検査結果とその推移から検査の適応かどうか判断します。
検査の適応で、ご希望でしたら、検査の説明、同意、予約をしていただきます。
2.検査当日は9時までに必要なものをお持ちになり、来院していただきます。
医師、看護師の問診、診察の後9時20分ころから摂食開始、10時頃には摂食終了
12時まで院内保育室で経過観察
この間当院作成のパスに基づく看護師による診察があり、必要があれば医師の診察を行います。
12時10分には評価、説明を行い、ご帰宅いただきます。
※対象外
過去にアナフィラキシーなど重篤な症状が出た方
1歳未満と小学生以上(1歳以上未就学児が対象)
検査の値が高い方
体調の悪い方
※症状によっては食物負荷を途中で終了、投薬(内服、注射)することがあります。
万が一重篤な反応が出た場合は、救急車の要請もありえます。