第2回ケア・カフェふじ報告

新春の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。富士富士川地区における医療介護福祉の地域包括ケア勉強会「ケアカフェふじ」の第2回が先日行われました。参加者は1回目よりやや少なかったですが、「認知症」がテーマでしたので前回より議論が盛り上がった感があります。今回も報告書として下記にまとめました。今後も地域包括ケアを題材に、勉強会をしていきたいと思います。今回参加されなかった皆様も次回ご参加いただければ幸いです。

日時: 平成28年1月13日(水)18:45~20:15
場所:トータルファミリーケア北西医院待合室
テーマ:「認知症」
参加人数:10名(+スタッフ3名)
内容:
ケアカフェの進行について
レクチャー「アルツハイマー型認知症のステージとケア」
ワールドカフェ
交わされた話題
軽度の時期に民生委員さんなどに理解していただくのが難しい
この地域は特養が多く、すぐ施設に入れてしまう
小規模多機能の施設の本領がはっきされていない
看護がつくとさらに良い
家族の受容ができないことがある
意思が確認できないので療養場所の選択に悩む
動ける認知症の在宅は難しい
なるべく在宅で支えたい(限界を高めたい)が、
暴言暴力放尿放便があると難しい
薬の使い方が浸透していない
症状をコントロールしてほしい
介護者の姿勢に性差があるように思う
認知症を支えることは人生の集大成を支えること