第4回ケア・カフェふじ報告

猛暑の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。富士富士川地区における医療介護福祉の地域包括ケア勉強会「ケアカフェふじ」の第4回が先日行われました。参加者は過去最高の22名で、当院の待合室では手狭になってまいりました。今回も報告書として下記にまとめました。今後も地域包括ケアを題材に、勉強会をしていきたいと思います。今回参加されなかった皆様も次回ご参加いただければ幸いです。

日時:平成28年7月12日(火)18:45~20:15
場所:トータルファミリーケア北西医院待合室
テーマ:「意思決定支援」
参加人数:19名(+スタッフ3名)
内容:
ケアカフェの進行説明
レクチャー「アドバンスケアプランニング
~揺れ動く本人、家族の気持ちによりそう~」
ワールドカフェ
化学療法の継続(治療の断念)で悩むことが多い
「闘病」という日本人の美学
施設の都合で胃瘻が半ば強制される
家族関係が希薄になっている
死(死生観)の話をすることは難しい(信頼関係が必要)
どういう最期を迎えたいか、前もって考えたい
元気な時、生き方、逝き方を話し合いたい
ケアマネが関わることは難しい
国によって、胃瘻や点滴の考え方に違い
点滴、胃瘻を行わない特養が話題に
老老介護が増えている
本人の気持ち(心構え)しだい
中には家族が希望に添えないことも
第三者の視点が重要
誰にとって満足であればいいのか
次回
平成28年10月11または12日 テーマ「未定」
お問い合わせ、
ケアカフェふじ実行委員会(代表:北西史直  トータルファミリーケア北西医院内)
TEL:61-0119  FAX:61-0306