第6回ケア・カフェふじ報告

新春の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。富士富士川地区における医療介護福祉の地域包括ケア勉強会「ケアカフェふじ」の第6回が先日行われました。参加者は19名で、地域包括ケアシステムの構築に重要な「退院支援(病院地域連携)」について、様々な意見が出て、地域の課題が見えてきました。今回も報告書として下記にまとめました。今後も地域包括ケアを題材に、勉強会をしていきたいと思います。今回参加されなかった皆様も次回ご参加いただければ幸いです。

日時: 平成29年1月12日(木)18:45~20:15
場所:トータルファミリーケア北西医院待合室
テーマ:「退院支援~ときどき入院、ほぼ在宅~」
参加人数:15名(+スタッフ4名)
内容:
ケアカフェの進行説明
レクチャー「社会的入院の病理と対策」
ワールドカフェ
社会的入院というより最近は早いくらい
回復期、地域包括ケア病棟が今後の鍵
地域包括ケア病棟のリハビリテーションは
クリティカルパスの普及を(脳卒中は進む)
退院支援がケアマネなど地域関係者と分断
MSWとケアマネとどう連携ができるか
有料の施設の違いがわかりにくい
急に退院の連絡があり困ることもある
医療依存度の高い場合(吸引など)の退院支援困難
入院していることが本当に安心なのか
地域で在宅チームの受け皿必要
意思を示したカードなどがあればいいが
療養型からの退院が困難
病院の専門職はまだまだ在宅を知らない
ショート先が限られレスパイトとして入院も必要

次回
平成29年4月11~13日テーマ「未定」
お問い合わせ、
ケアカフェふじ実行委員会(代表:北西史直 トータルファミリーケア北西医院内)
TEL:61-0119  FAX:61-0306