第8回ケア・カフェふじ報告

(富士、富士川地区地域包括ケア勉強会) 

猛暑の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。富士富士川地区における医療介護福祉の地域包括ケア勉強会「ケアカフェふじ」の第8回が先日行われ、参加者は20名でした。地域包括ケアの有名な植木鉢の図で「本人の選択と本人・家族の心構え」が受け皿になっているように、主役は「本人」ですが、今回は支える家族への「支えかた」をテーマに話し合いました。今回も報告書として下記にまとめました。今後も地域包括ケアシステム構築のため、勉強会をしていきたいと思います。今回参加されなかった皆様も次回ご参加いただければ幸いです。

日時: 平成29年7月20日(木)18:45〜20:15 
場所:トータルファミリーケア北西医院待合室
テーマ:「家族を支える」                
参加人数:20名     
内容:
ケアカフェの進行説明                 
レクチャー「介護地獄、介護虐待の実際と、 介護殺人の悲劇から学ぶ」
ワールドカフェ
経済的な影響も大きい、家族不和の原因になる
先が見えない介護は大変
本人が拒否的(冷房、清潔など)な場合ネグレクトと思われかねない
レスパイト、ショートを勧めるも功罪もある
虐待は早期発見が重要、そのためにはケアマネ、民生委員の力が重要
家は密室、地域での見守りやサービス導入が必要
世間体を気にして(?)、サービスを使いたがらない家族もいる
多職種のかかわりが重要
金銭の管理は見えづらい
家族間の関係が出てくる
家族をねぎらい、話を聴く、孤立させない
排泄の介助が介護負担のポイントになる
成人後見人には時間がかかる
高齢者だけでなく、障害児者の介護にもサポートを 


次回
平成29年10月11〜13日テーマ「認知症リターンズ」
お問い合わせ、
ケアカフェふじ実行委員会(代表:北西史直 トータルファミリーケア北西医院内)
TEL:61-0119  

トップページへ